音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

(動画解説・補足)不定調性論全編解説4〜音楽の素をつくり直す。★★★★★

2017.10.16→2019.11.2更新

今回は下記動画を展開してみましょう。

www.youtube.com

   

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不定調性論では、12音の関係性は、音の振動数の比律の関係性を主軸に用います。

音楽を作る理屈を極限まで「あなたがこうしたいから」という意思に特化します。 

そんな適当じゃいかんだろ、みんな一生懸命勉強しないとできないものなのに。

と思うかもしれません。

ではあなたが今勉強していることは、本当に正しいですか?

宇宙的に正しいのですか?未来永劫間違いのない知識ですか?

そうしたことは考えないで勉強していませんか?とりあえず時代が認知している知識を共有しようと思っていませんか?

今未来人から見たら我々は、産業革命前の時代に相当するかもしれませんが、現在の未解明の多い物理世界の常識を鵜呑みにしていませんか?

15世紀の人も「11世紀に比べたら世界は十分進化した」と思っていたかもしれませんよね。

いろんな勉強は必要です。でも最後は自分がどうしたいか、です。

それを判断するのはあなたの意識で、答えを出すのは脳です。

脳は文化で出来ていません。100億年の昔から存在した宇宙の法則によって出来ています。だから現代の科学が出す答えよりもはるかに万物の答えに近いんです。

だから勉強も大切ですが、あなたの肉体が生み出す答えも、信じてみてはどうでしょうか。それに慣れないうちは、

「こんな発想でいいんだろうか」

「それじゃ結局独りよがりなものしかできないのでは」

と不安がいくつも浮かぶでしょうが、慣れればそれが正しいことが分かるはず!

やがて、  

「他人が何と言おうと、自分はこれで行きたい!そう決めたんだ!」

と言えるようになります。原理原則に基づいて生まれる「自己」が作り出す答え、は様々だと思います。あとはそれを信じる勇気です。

 

不定調性論の教材で示されているのはその数理を用いて「私が決めたのはここまでの範囲」と言う独自論作成の事例の紹介に過ぎません。

だから私の不定調性論にしたがっても違和感を感じるかもしれません。あなたと私の出す答えは違うんです。こうやって独自論を作ったよ!だから範囲設定は自分で決めてね!っていうのが不定調性論の特徴です。

今の自己は不完全かもしれません。でもあなたの体は宇宙物理から見れば完璧に出来上がっています。脳の中に全てが埋もれていて、掘り出せないだけです。そのやり方を見つけて勉強しているのであって、あなた自身はそれ以上進化ができない最終形態のまま年齢を重ねていきます。

 

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音の振動数の比のみに関係性の根拠を統一して作り、あとは自分の意思で組み合わせます。

 

基音-2倍音を考える

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基音と2倍音は完全8度の関係です。でもこの間にも当然12音の区切りがありますが基音の振動数を2倍すると、間の音はすっ飛ばしていきなり2倍音が出ます。

 

物質の分子と分子は隙間なく並んでも、実は分子と分子の核の間にはたくさんの素粒子があって、その素粒子と素粒子一個一個の間にもさらに細かいまだ発見されていない存在で埋め尽くされています。究極の粒子は振動だとしています。

CYMATICS: Science Vs. Music - Nigel Stanford - YouTube

もし最後の粒子は「粒」ではなく「振動」であるとしたら、振動した震えが形をなし、その形同士が集まって粒子の「形」となり、どんどん巨大になり、それが素粒子になり、原子になり、分子になり、私たちの体になっているとしたら「粒子」ではなく中は「空」となります。実体ではなく「振動によって形作られている形状の集合体」な訳です。 実際はどうなんでしょうね。

音楽はいわば意識の中に作られる振動の形状です。

そしてその意識はやはり振動する細胞の一つ一つが作り出す電気信号であり、

意識も振動そのもの

ということもできます。

全てが固形ではなく、「振動」によって形作られる「形状」であると思ってみてください。では何が振動しているのでしょう。何が1:2を作っているのでしょう。全宇宙の物質が振動しているその無限のエネルギーはどこから来ているのでしょう。物体が振動するにはエネルギーが必要です。

     

最も小さい振動は最も大きな振動につながる、というようなイメージにもなるかと思います。最も大きな振動ってなんでしょう。全宇宙の全振動ですね。

もし世界の構造が「矛盾」で成り立っているとしたらどうでしょう。

存在しないものと確定されると、それは一方で存在していることになる

という発想です。空(くう)の原理、陰と陽の原理、が本当にあるとしたらどうでしょう。これは独自論ではありません。昔の人も言っていることです。ここまで考えると、この先は未解明です。でも優れた英知は「空」の概念を作りました。科学ではなく脳が生み出した答えです。これが正しいのかどうかまだ知る由もありません。

粒子が振動の「残像」なら存在であり空でもあります。

後は簡単です。矛盾を作っていけばそれが答えになります。

・最も小さな振動は最も大きな振動である。

・一瞬とは無限の時間である。

・一瞬の中には宇宙のすべてが詰まっている。

とかって考えれば、エネルギーなど必要ありません。一つの素粒子が全宇宙の窓口なら、エネルギーはそこから引っ張ってくればいいんですから。

不定調性論では2017-18年ごろからこの「矛盾の扱い方」について問題提起しています。矛盾の双方を感覚的に認めることで生まれる納得感が自己表現を生み出す、という発想です。

量子は粒子の性質と波の性質を両方もつ、というのを認める。

絶対にありえないということを信じるのと同時に、あり得ることを想像できる。

人は想像できるんです。矛盾そのものをイメージの中では形つくることができます。

なぜなら、私たちが宇宙そのものの物質でできているからです。

脳が創造する最たるものが芸術です。芸術を形づくるものはまだ未解明の要素を用いた存在が多数含まれているのではないか、と感じます。

だから科学的解明は、専門家に委ね、それを勉強しながら、音楽家は自分が生み出す答えや直感の精度上げるために意識と戦っていこう、というわけです。

ラモーが行おうとした自然賛歌とはまたちょっと違います。まだ未解明だが存在する人がまだ理解できない本質を感じよう、っていうわけです。

 

「矛盾という状態が実は正常」

っていう仮説も認めます。

あなたが花瓶を落として割っても、花瓶は割れていない、ということが理解できるのは脳だけです。お母さんは許してくれないし、パートナーも絶対許してくれません笑。

だからこういう屁理屈は芸術表現の中だけで行うしかないんです。現代は。

鶏も先であり、卵も先である。

となります。「矛盾こそがバランスのとれた状態」とイメージしてみてください。

自分にとって唯一の存在物である自分の体は宇宙の真理との交信機です。

「1+1=2であり、また2ではない世界」が通常である、としたら。そういう理屈を「表現」出来るのは芸術だけであり、脳が生み出す最も最先端の科学だと思います。

 「武士道とは死ぬこととみつけたり」

矛盾の核心をついています。そう想うことで武士として生きられる、と脳は理解できるんです。こうした感覚はまだ科学がうまく一般教育に落とし込めていません。

だから自分で感じたことを発信していくしかない、と考えています。現代の科学でこれを追求すると、哲学を究めるかノイローゼになるしかないですねきっと。

 

音の数理の存在は下記の通りです。

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ここから先は、私た設定した範囲になります。

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どこまでを自分が用いるか決めればいいんです。

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機能和声論が用いたのはこの範囲です。この辺のことが動画になっている別の素材があります。

www.youtube.com

 

「矛盾を理解すること」

が鍵だと思っています。ただ現代ではまだ理解できないことにぶつかっている可能性があるからです。矛盾がヒントなのではないかと。

一生懸命生きること=忘我

さて、良いのか悪いのか、、ですよね。

「頭では理解できる」っていうのも大事。

 

だからまずは自分を信じてみましょう。一番身近な人間である自分を。

そこから何が始まるかを堂々と見つけられる方法論作りたいなぁ、と思ってからの不定調性論です。