(2017.6.11)
こんにちは、スタジオの防火管理経験者です。

立川まで講習を受けに行って合格を頂きました。
<火災報知器がなったら>
・消防に連絡(誤報でも誰かと通報が重なってもいい)
・火が背より高く天井に広がっていてすぐにどうにもならないなら即避難(逃げないと一酸化炭素中毒で逃げる途中意識を失う)
報知器鳴ったら迷わず通報。すっきり解決ですね。
通報が遅れるのは「傍観者効果」です。誰かが連絡する、と思っちゃうんですね。
イタズラで押されても、迷わず通報。先々の問題を防げます。
<通報ノウハウ>
・誤報とわかっても、その誤作動がまた起きる可能性があります。また、本当に火事でないと100%言い切れないと思います。
・必ず通報して周囲の安全、誤作動の確証を消防局にお願いしましょう。
・1回通報しておけば顔見知りになれるし、場所も覚えてもらえるし、本当の火事の時有利です。
・火災報知器がならなくても、消火器が必要なレベルの火災はかならず通報義務があります。
⇨冬場の乾燥時には、近所で同じような火災が起きるかも、そして自分が巻き込まれるかも。周辺への危険の周知の意味でも火災事故の連絡は必須です。
・小さな火事でも本当に鎮火したかわからない場合もあります。
・消防局の方に見てもらわないと周囲に憶測が出てパニックが起き二次災害につながります。とにかく連絡。勝手に判断しない。
<火災が視認・確認できた時>
もう大きな火が見えていたら、
・階段から退避
・初期消火者/安全な場所にいる第三者が固定電話から119番(携帯でもOK)
・当事者なら安全なところへ退避後、安全確認して→119番(携帯)
(消火、連絡、避難指示の明確な役割分担が必須=火災訓練。一人しかいないときは、判断力が問われます。受講できるなら訓練や消防署の講習に参加しましょう。火災時の冷静さがまるで違います。)
・固定電話は場所の特定が容易です、近年は携帯でも位置情報が取得されるので特に都市部では問題ありません。
・町中大災害でもなければ電話が重なっても119番はその程度では困りません。
<火災が確認できない場合・報知器誤報もこれに該当します>
・建物全方位確認→その後119番(固定電話)
通報がダブってもいいんです。通報した人がパニクって誤った住所を伝えたり、認識違いでのミス通報も複数通報があれば防げます。
2019補足;台風のさなか誤作動で非常ベルが鳴ったということです。
・119に連絡。周囲でコミュニケーションを。やりとりで誤った通報をしていないかも確認でき冷静になれる。
・その場を離れる場合はわかりやすくメモなどを貼っておくと良いです。
・台風で町中災害だらけで消防もすぐに駆け付けられない時は、必ず電話で指示を仰ぐ。「深夜でうるさいので報知器を止めたいのですが」等。行動の許可をもらう。本当に火災だった場合、大きな被害になる。我慢できるならしばらく周囲の確認をしつつ指示を仰ぐのが賢明。
・すぐ繋がる連絡先/自分でできる対応手段を交換し合う。
<火事だ!と叫ぶ>
・火災が起きていたら、大声で「火事だ!!」と叫びましょう。深夜は火事に気がつかないで一酸化炭素で死傷する人もいます。近所迷惑でOK。
・人が沢山出入りする場所での通報は、叫ぶ人は自身が安全に避難できる避難口に立って誘導(要訓練)。
・管理会社への連絡は消防119の連絡のあと。管理会社は火を消すことも、パニックを納めることもできません。まず消防。
・可能な人が到着後すぐに呼び止めに行きましょう。ビルで屋内に閉じこもっていたら消防員があなたを探せないかもしれません。
<初期消火について>
無理だと思ったら逃げてください。火が天井に回っていたらアウトです。煙や一酸化炭素中毒で気がつかないうちに死ぬからです。逃げよう。
<非常ベルの止め方>
いろんなタイプがあるので暇なときに確認しておくとよいです。
押し方と止め方。
暇な時に読みましょう。。
こちらの方が大事かも。
ガソリンは怖い!!ルール絶対遵守ですね。