音楽教室運営奮闘記

不定調性論からの展開紀行~音楽と教育と経営と健康と

主音+(長三度と短三度の真ん中の音)の二和音て明るい?暗い?

2017-05-25→2020-2-26(更新)

明るい和音と暗い和音の間は「苦い和音」!?

ドとミは「明る和音」

ドとミ♭は「暗い和音」

と教えられたものです。

 

ではドと一緒に"ミ♭とミの間の音"を鳴らしたら、どんな和音になるんでしょう?

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これは受講生からの質問で実験しました。

結論を言うと「苦い和音」と私は感じました。受講生は「なんだかパッとしない音」だったそうです。


長三度と短三度の真ん中は暗いの?明るいの?

 

でも、ミ♭から何セント上げたら明るくなるのか良く分かりませんでした。

少しずつ聞きなれた長三度に近づいていき、そうやって正しい長三度を聴いてもなんだか「明るくなかった」笑。なんか妙な変な感じ。

 

また正確なドとミの♭の和音も低いほうから聞いていくと相対的に明るく感じてしまったり。 不思議な先入観と錯覚のような感覚です。不定調性論ではこれを「音楽的なクオリア」と呼んでいます。

   

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使用DAWはDigital Perfomerです。

動画内で使用しているピッチ変更(セントで変更できる)は、DP標準のピッチシフターです。ときどきノイズが乗りますが、その場合はいったん削除して、再度トラックにインしてあげれば元に戻ります。

DAWの癖とうまく付き合えているのでDP気に入っています。

www.terrax.site