音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

クラシック・現代音楽

140,エリック・サティ/"Vexations"~ヴェクサシオンと不定調性論★★★★★

エリック・サティ”Vexations”(1893) 52拍のメロディを840回繰り返す曲。「ヴェクサシオン」。 www.youtube.com 不定調性的把握では、作者の意図や主旨に関わらず、曲の聴いた感じを意識内に落としこむだけです。 人間の共感覚においては、「東」が上の…

139,休符だけの曲をアナライズ。★★★★

エルヴィン・シュルホフ”五つのピトレスケ”第三曲(1919) では、今回はこの曲をアナライズ(?)というか、不定調性的に考えてみましょう。 もしあなたが、それはアナライズできない、と思うのであれば、あなたは「楽曲分析」について少し偏りのある価値観…

138,Esus4M7(9);コード表記の間隙を突く。リヒャルト・シュトラウス 2つの歌曲★★★★

題材は、R.シュトラウス、2つの歌曲、You tubeにあるので、添付します。 Richard Strauss op 26 no 1, Frühlingsdränge; Martha Mödl, mezzo - YouTube Richard Strauss - Frühlingsgedränge ('Spring Voices') Russell Malcolm - earlier version - YouTube…

126.エレンの歌 第3番(シューベルトのアヴェ・マリア) ★★★★

Schubert - Ave Maria - YouTube 「ウォルター・スコットの名高い叙事詩『湖上の美人』(『湖上の麗人』、The Lady of the Lake)の、アダム・シュトルク(Adam Storck)によるドイツ語訳に曲付けされたもの」なのだそう。参考;http://ja.wikipedia.org/wik…

32, 12の練習曲 op.10-1(和音の流れが演奏法を教えてくれる?)/ Chopin★★★

F.ショパンの不定調性進行分析 32, 12の練習曲 op.10-1 / Fryderyk Franciszek Chopin // 作曲初心者の方を読書はじめたて、みたいなイメージで考えると、これまで漫画だけで十分読書を楽しんでいたところに、ついに小説や随筆の面白さを知っちゃった!よう…

96, Dream(残像が作る和音の技法) / John Cage★★★

96, Dream / John Cage John Cage - Dream (1948) - YouTube // 淡い色彩感、夢見心地の楽曲です。 ペダルを生かした、"旋律の裏で交わる和音の響きの余韻が=夢という音楽的クオリアに類似している"と思わせるストーリー。 つまり、旋律はなんでもいいと思う…

100(番外編) Air/武満徹 とある解釈(2018版)★★★★★

Air (1995)/武満徹を印象で考えていく(楽曲解釈の一つの方法)2018版 同曲の解釈作成にあたり下記動画を参照。 Tōru Takemitsu: Air (1995) - YouTube // ■はじめにこんな難しい曲ぜったいわかんない!! とされるのが、芸術音楽の一番のディメリットで…

ライトノベル進行ではなく随筆的進行;33, 12の練習曲 op.10-6 / Fryderyk Franciszek Chopin★★★

F.ショパンの不定調性進行分析 33, 12の練習曲 op.10-6 / Fryderyk Franciszek Chopin // Vladimir ASHKENAZY - Chopin Etude no.6 op.10 (1963) - YouTube 同じ作品10の変ホ短調の作品。和音の低音で、ウォーキングベースのごとく旋律が動く不思議な練習曲…