音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

人はみんな違う。だからビビることはない。

 学生さんでも、社会人でも、フリーランスでも、自然と自分に枠を設けてしまいがちですが、できる限りそれを取っ払いましょう、という話です。

 

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スティービー・ワンダーの研究をしていて、視覚を用いない世界観には、境界がない、という話を知りました。

部屋と部屋の境も、敷居も、分け隔てるものがない価値観。

だからスティービーには国境も人種の枠も何も存在しない、というわけです。

決してステレオナイズな世界平和を訴えているんじゃなくて、目をつむればみんなおんなじ、裸になればみんなおんなじ、ということを彼は盲目が故に知っている、というわけです。

 

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自分ができない仕事

経験したことのない仕事をお願いされる時があったり、いきなり一流の現場で仕事をしなければならない、なんていう日が必ず来ます。

誰だってびびります。

でもみんな最初はそうですし、どこかで最初を経験しなければならないし、何よりあなたは他の人が誰も持っていない力を持っています。

 

その力はあなた自身もまだ知らないかもしれません。

でも大抵は、自分が自然にできることがそれです。これまでやって来たこと、音楽に関係なくても、接客でも道路工事でも、やってきたことが必ずあなたらしさの力になってどの現場でも役に立ちます。これは信じてもらうしかありません。全く予測ができませんが、あなたの力が必ず現場では役に立ちます。現場は人によって成り立っているからです。

 

一人一人全員全ての価値観が違う

ベテランの現場は「皆が同じ価値観を持っている」なんて言いますが、残念ながらそんなことは不可能です。旧式の現場で皆が恐怖政治によって洗脳されていれば別です。

でもそんな現場では閉鎖的なものしかできません。それが良いこともありますが、あなたにとっては居心地の悪いものです。

 

「赤」っと言って思い浮かぶ赤は全員違います。色合いや形、模様など、全員違います。

どんなに意思が統一されても、全員の価値観は微妙に違うんです。相手に合わせたり、たまたまおんなじになる、ということはあっても、それはシンクロニシティではなく、合ってしまっただけです。

 

だからあなたはどんなに統一された現場でも自分の感覚を見失ってはいけません。

そうした現場だって見落とされているものがあったりします。

それを指摘してすごく怒られる時もありますが、正しいのはあなたのほうです。まさか初日のやつが、何十年もやってる現場人より優れているはずがない、という錯覚です。

 

例えばアイドル曲を制作する時、周りの人は全員ベテランばかりで絶対に自分の曲なんて採用されない!!なって思ってしまったら、絶対に採用されません。

「自分が入り込める隙があるはずだ、彼らが全員持っていないものは何だ!!」

って真っ先に考えましょう。そう考えていると必ず突破口が見えます。

最初から諦めると、その思考の突破口を見失ってしまい、努力することができなくなりますが、突破口が見えれば、意外と対等に戦えたりします。

採用されるか採用されないかは時の運です。

音楽ほど好き嫌いに左右されているものはありません。それを好き嫌いとは言わず、いろいろなウンチクが存在するのもこの業界の不幸でしょう。

こうしたことはいかに制作する前に冷静に判断できるか、です。作ってしまうと自分の中に価値ができてしまいなかなか後戻りできません。この辺は経験ですが、一番その方面で強いのは初心者です。まごうなき直感とエネルギーで攻めて来ますから最高のものができたりします。だからベテランも初心者も実は関係ないんです。勝ち負けは時の運です。

 

ちゃんと対等に戦えたかどうかがとっても大切です。

そしてそうやって前向きに取り組んでいる人には100%必ずチャンスが来ます。

そしてつかむことができるでしょう。

自分が戦えるところを見つければ必ずそういう機会を捉えることができるので安心してください。

 

いきなりオリンピックの決勝に出ないか?なんて誘いはきません。そういう命をかけて狙っている人がいる仕事などそう簡単には来ません。

一瞬そのくらいすごい仕事に見えても、あなたのところに来ている、ということはあなたに見合ったものである、と信じましょう。気負わずトライしてみましょう。それが運命の岐路かもしれません。