音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

泣く子も笑う作詞術。~ユーミン歌詞・コード考13

ユーミンの不定調性コード進行研究

ユーミン歌詞・コード考10 / アルバム「14番目の月」3

 

以前まとめたブログ記事を現在の不定調性考を用いてリライトいきます。レポートの語調が"である調"なので一部引用部分の表現はご容赦くださいませ。

各種レポートはM-Bankにお問い合わせいただければPDF似て無償で配布しております。宜しくお願い致します(日本音楽理論研究会にて発表も行いました)。

 

7,天気雨

 

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茅ヶ崎育ちとしては、この曲調があの海岸線に合うのを知っています。

 

特に海岸線が美しい鵠沼~七里ケ浜あたりは、人が海に引かれながら歩いている街です。皆海のほうを皆見ながら生活している街です。


気ぜわしい恋もお互い海のほうを向いて知らん顔出来たりする街なんです。
それがなんとも歌になる街なんです。

 

 

8,避暑地の出来事

 

 

泣く子も笑う作詞術。といえばいいでしょうか。

こうして言葉が出てくるまでどのくらい苦しむのか、中々周囲には想像ができないところが凄い、と思うのです。この部分での承認欲求は一切満たされません。

それでも音楽作りたい人しか作れない。

つまりそうしたいと願っている人しかできない仕事ですね。

私が音楽をやってる理由は、若い人、新人さんを応援したいから。

自分の音楽ってあまりなくて、その人のイメージを具現化するのが最高に楽しいです。

そういう感情があるので音楽ができています。

 

皆さんそれぞれの想いがあると思います。


9,グッド・ラック・アンド・グッド・バイ

 

 

自分に起きる事件事故としての恋愛の大きさが人生の大きな関心事であった時代、というか、何と言いますか。今はいろんな情報があふれすぎていて、恋愛もおちおちできない時代ですもんね。

 

やはりユーミンの歌詞はパステルカラーで、連続ドラマの風景のようになってる、というのは、連続ドラマが歌詞に影響しているのか、歌詞に連続ドラマが影響しているのか、これユーミンの歌詞が連続ドラマの引き金になっているとしたら、「連ドラ」を作ったのはユーミンたちの世代のソングライター、ということになるのかもしれませんね。

 

 

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10,晩夏(ひとりの季節)

  

このアルバム後半は、コード進行という意味では実にストレートで、穏やかなもの、ストレートな楽曲が並んでいたように感じます。

 

それでもこの曲の「ユーミンのカラー感」いいですよねぇ。

 

「空色は水色に 茜は紅に」
「藍色は群青に 薄暮は紫に」

 

なんて、色に興味がなければ、もしくはそこにおかれた色そのものに対して微細なクオリアを感じ取れなければ書けない文章だと思うのですがどうなのでしょう。


私が無理だから、という基準で書いてはいけませんが、こういわれて考えてみると、空のちょっと曇りがかった色が、独特の水色に変化していくと言うのは、思い出になる時かな?とか、気持ちの中で浄化されていく時なのかな?なんて思うのですが、それをじゃあ、オマエ表現しろ、と言われても、こういう言葉にはならないわけで、改めて勉強になりますね。

 

葉鶏頭は綺麗な真っ赤な植物なんですね。

 

「深いしじま」って今の世代の人は分かりますか?

 

 14番目の月

 

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