リズム研究会の学会誌の編纂が今年も始まりました。
パソコンの前に座っている身として、研究会に中々顔を出せない分、編纂だけでも手伝いましょう、ということでやらせて頂いています。幹事でもありますし。。
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最終的な印刷などの作業は、川本主幹がおこなっていますので、ここでは書式についてだけさらっと。
ウチではB5で作って頂いています。本当はA4がいいんですけどね。発表なども基本A3等のサイズで行いますから、それを研究誌に合わせて皆さんにB5サイズ(見開きB4)に収まるように、各自で編集を行っていただいてから こちらでまとめるんですが、なかなか慣れない作業でしょうから、博士論文を書く人でもない限り書式を統一してくれて提出してくれる、ということはあまりありません。
『リズム研究(Journal of Rhythms)』論文書式 2017年4月
- 用紙形式
用紙サイズ:B5(タテ)
ページ余白:上下左右各20mm
- タイトル(主題・副題とも)
- フォントタイプ(日本語):ヒラギノ明朝またはMS明朝
- フォントタイプ(英数字) :Times New Roman
- フォントサイズ/スタイル:11 pt./太字
- 副題は〜と〜ではさむ
- 段落配置:中央揃え(インデントなし)
- 著者名
- フォントタイプ:ヒラギノ明朝またはMS明朝
- フォントタイプ(英字) :Times New Roman
- フォントサイズ/スタイル:10 pt./標準
- 段落配置:中央揃え(インデントなし)
- タイトルと著者名の間に空白を1行挿入
- 巻末に全著者まとめて掲載するので、著者名のそばに肩書きは記載しない。
- 英文要旨(学術論文のみ)
- 単語数:200語以内
- フォントタイプ:Times New Roman
- フォントサイズ/スタイル:9 pt./標準
- 段落インデント:左右とも3字ずつインデント
- 段落行間:1行
- 段落前・段落後の間隔:ともに0行
- 本文:
- フォントタイプ:ヒラギノ明朝またはMS明朝
- フォントタイプ(英数字) :Times New Roman
- フォントサイズ/スタイル:9 pt./標準
- 段落最初の行:日本語の場合1字下げ、英語の場合半角3字下げ
- 段落行間:固定値・
- 段落前・段落後の間隔:ともに0行
- セクションタイトル
- フォント:ヒラギノ明朝またはMS明朝
- フォントタイプ(英数字) :Times New Roman
- フォントサイズ/スタイル:9 pt./太字
- 図版など
- キャプション見出し語:内容に応じて「譜例」、「図」、「表」、「写真」のいずれか。
- キャプション通し番号:見出し語に続いて通し番号(半角数字)を記載。譜例や図など、異なる種類の図版が一つの論文の中に混在している場合、譜例には譜例の通し番号、図には図の通し番号を振る。
- キャプションフォント:ヒラギノ明朝またはMS明朝
- フォントタイプ(英数字) :Times New Roman
- フォントサイズ/スタイル:9 pt./太字
- キャプションの位置:上・左寄せ。
- キャプションと図等の間隔:原則、空白1行相当。
- 図そのものの下にも原則空白を1行挿入。
- 原則、図版は出来るだけ、ページの最上部もしくは最下部(ただし脚注よりも上)に寄せる。
- 図版の掲載位置は、著者から特別な指示がない限り、原則として本文中で「図1にあるように」などと言及されている箇所よりも後。
- 引用
- 3行以下の直接引用は「 」で挟み、本文中に記載。
- 4行以上の直接引用は、左右を3字ずつインデントした新段落として記載。この新段落の上下にはそれぞれ空白行を1つ挿入。
- 間接引用は「 」にはさまない。
- 直接引用・間接引用のいずれにしても、出典を必ず明記。
- 出典
- 出典(情報源、引用元)は、引用(直接・間接とも)の末尾に記載。記載順は(著者姓→半角スペース→出版年(半角数字)→コロン→半角スペース→ページ番号(半角数字))
例:(川本 2013: 11)、(Moore 1993: 34-39)
(イ) 記号等の表記(たとえば[ ]等)も全てTimes New Romanに統一
- 脚注
- ワードの脚注機能を使用。脚注番号は「1, 2, …」(半角数字)。
- フォント:ヒラギノ明朝またはMS明朝
- フォントタイプ(英数字) :Times New Roman
- フォントサイズ/スタイル:7 pt./標準
- 段落設定:段落前5行、段落後0行、行間1行。
- 文献表
- 文献表タイトルは「参考文献」または「Works Cited」。
- 文献表タイトルの書式はセクションタイトルに準ずる。
- 段落設定:インデント最初の行「ぶらさげ5字」
まあこんな感じです。
編集に出す人も、掲載のために自分のレポートなどをこれに即して合わせるのってなかなか大変です。
そこで1-6までを個人で出来る限りやって頂き、後はこちらでチェックします。
あとはワードにいかに慣れているか、ですね。
私自身も三回投稿していますのでだいたい慣れてきましたが、最初ショックだったのは、フォントの統一、ということで皆さんの論文、一つ一つ日本語はヒラギノ、英語はTNRといっこいっこ変換していたら、下記のフォントメニューで一括変換できることを知ったこと笑。そんなの基本中の基本じゃんん!!みたいなことを知らなくて、自分がやってる作業を当然と思っていることってありますよね。
上記のようにしてOKぴこっとおぜば一括変換。
3日かかった作業が3秒。
こういうことは他の作業でも、人生でもいえる・・・(´;ω;`)ウゥゥ
効率を考えて、ちゃんと勉強して、しっかりと確実に仕事を進めたいと思ったものです。
ま上記の書式にして統一して同人誌とかも出すと、なんかカッコ良くなりますよ!!
ご参考ください。
17号が出るのは春ごろでしょう。
がんばっていこーーー!