音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

ビートルコードの無限連鎖;A Day In The Life〜ビートルズ楽曲topics

ビートルズの不定調性コード進行研究

ほぼ全曲ビートルズのコード進行不定調性考察「SGT.Pepper's〜」4(2017)
10、ア・デイ・イン・ザ・ライフ - A Day in the Life

   

  

メジャーコードが作り出す雰囲気が醸し出す要素が把握され、いよいよそうしたこだわりも一段落して、余裕が出て来て、さらに傑作、ホワイトアルバムへの挑戦へと向かう、そんな状況が見えてきそうです。

この曲ですが『ラブリー リタ』で使われた、「ビートルコードの無限連鎖」
が拡張され、同じようなコード連鎖が使われています。

 

後半ジョンがAh----と歌い伸ばす部分です。
C |G |D |A |Em |
C |G |D |A |Em C |

これは四度進行(五度進行)です。
五度圏をぐるぐる回るわけですから、延々と続けるとことが出来ます(スティービー・ワンダーとかはもっと拡張して使用しています)。

ちょっと他の例を考えてみましょう。
例)
C |G |D |A |Eb |Bb |F | C |
G |D |A |E |Bb |F |C |G7 :|

こんな拡張グループになりますでしょうか。

 

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ちょっと話が飛躍しますが、不定調性では、この五度や四度などの「音程」に「オクターブレンジ」というまた独自の解釈を当て込みました。

くわしくは、教材をお読み頂きたいのですが、
たとえば、1mの棒を、写真に収めて、ブログにアップしたら、3cmぐらいになりますよね。これどのような大きさにもできます。

音程も全て基音の振動数に帰することも出来るので、一つ一つの音程を「単位」として扱う方法を教材では述べました。動画解説もあります。

youtu.be

 

長三度、という単位が決まれば、基音Cから長三度を拾っていくと、

C-E-G#-C

という「歩幅」になります。これがジョン・コルトレーンのGiant Stepsにもつながりますね。

www.terrax.site

私たちのピアノは、といえば「短二度」が「歩幅」になります。

そう考えると、五度圏は五度が「歩幅」になる「音階」になるんです。

C-G-D-A~

というのは、「五度の歩幅」で動いているわけです。

 

この曲では四度という単位をもとにバランスを取っている、と解釈するわけです。五度でもいいですが。機能での連鎖、という考えで解釈しない、という点がポイントです。 

     

そんなふうに音程でコードモーションを拡大していけば、一般的なケーデンスだけが帰結進行でない、という発想にもいくと思います。

そうすると
C--F--C
もサブドミナントモーションではなく、完全四度が「単位」となった進行、になります。

そうすると、音楽が全て基音のさまざまな歩幅の変化のバリエーションで出来ている、と考えることもできます。

 

短三度△なら、
C△--Eb△--Gb△--A△
という進行になりますし、

長二度mなら、
Cm-Dm-Em-F#m-G#m-A#m
という進行になります。

 

私はこの方法をコルトレーンの理解に同等に用い、パット・メセニーのような音楽、または現代音楽にまで拡張して一つの方法論で理解したいがために拙論を設けました。

 

そういうふうにやってる奴がいる、とだけ認知して頂ければ、あとはみなさんも独自に展開をすれば良いだけです。

 

 

このメジャーコードの連鎖の不思議な雰囲気が、サイケな時代の、この色彩感や、幻想的なサウンドコンセプトに非常に合っていると感じます。

「それまでのビートルズではないビートルズの側面の構築」を作るためにコンセプトアルバムという別ジャンルを作り上げたことが、このアルバムの斬新さ、成功の要因の一つもあるのではないでしょうか。