音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

(動画解説・補足)現代和声機能〜不定調性論全編解説17

今日はこちらの動画

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セカンダリードミナント=調性の拡張

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こうした進行で入り込んでくるA7ですが、和声の流れにスパイスを入れるためにこうした和音感が用いられます。

まあ、別段今更それがどうした、という感じなのですが、この疑問を素通りしてしまうと、きっとあなたという存在や独立性が既存の音楽理論の罠にハマってしまいます。

そもそもダイアトニックコードによって規定されていたコード外のコードを用いること自体、

 

まあ1音程度なら拡張してもいい

みたいな感じにとらえておられると思います。

でもそれはつまり、最後には、

 

え?じゃあ、何でもありなの?

 

ということに気がつくはずです。

最初は一音だけだから、いいでしょ?

といってきて、次に、代理コードはオッケーだろ、みたいになって

転調とかは良くある技法だから、ってなり

一個ぐらいなら変なコード入ってもいいんだよ、

みたいになる。

 

まるで厳格な義務教育から、高等教育になり、最後は

自分の力で生きていきなさい

って言われるパターンに似ていますね。あっさり。そこまでの無難なサポートだけして、そこからの必死なサポートはなぜないのだ。

それは、誰もそんなもの受けたことがないからです。存在自体があり得ないのだと信じ込んでいます。本当は違います。あなた一人一人が生まれ持って自由で、自分なりの人生を自分でいつでも切り開いて良いんです。待ってる必要はありません。大事なことなので繰り返します。

待っている必要はありません。

現在の社会は、一人で生きていくのを先伸ばしにして、社会に順応できる、常識を持った人をなるべく多く量産して、社会の秩序を保とうとしているにすぎません。それは最終手段です。本来は、独立できるものから順位どんどん独立していって良いんです。

中には1-2割、根っからのはみ出し者がいるはずです。

彼等は二十歳過ぎまで、どうにもこうにも生きづらさを感じる事でしょう。でも誰でも「自分はこうしたいのになぁ」と思う瞬間があるはず。それが叶えられない以上、反抗するか、ぐれるか、しか道がありません。社会が悪いわけではありません。やっぱり難しいからです。そこを押さえてちゃんと生きる道を示せるか、自分で生きる道を切り開ける人間になれるか、がとても大切なように感じます。

不定調性論は、あくまで音楽の方法論についてだけ述べているのですが、既存の価値観とは違う自分らしさをどこかに残し、それを磨き、いつでもそれでメシが食えるように小学生の時からしておけ、という教えです。それが現行の社会に属しながら、独自性をはぐくむ方法だからです。だからM-Bankに来てくれれば、あなたの独自性を一緒に考えます。

そんなこと考えてもらったことないと思います。

でもあなたがあなたの持って生まれたスキルと、嗜好と、考え方で生きていける方法を考えていく、って一番人生で大事なことだと思いませんか?

そういうふうに気がつくには、現在のぬるい洗脳から解放される必要があります。

不定調性論は、そうした独自性発見のための手助け的な思考です。

誰かとシェアする必要はありません。

あなたが上手く行ってから他の人を助けてください。

 

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倍音列に基づく響きの連関表

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今回の動画のメインですね。

ダイアトニックコードという名のカギの付いていない監獄の外に広がる世界を仕切りを設けずに書いた図です。

本来は、音をインスピレーションのまま表現していいのだけど、社会の中にある、歴史、秩序のなかで価値創造をより容易にしていくために音楽理論がある、というだけにすぎません。

その秩序の中で、なんとなく人生を楽しめればいい、という人は 、それで結構です。

 

より自分の信念に沿った音楽を作りたい、と思えば、その指針に逆らわなければならなくなります。

そのとき、あなたの指針を後押しするのが不定調性論です。教育機関で、唯一真の自由を提供する音楽論です笑。矢面に立っていて風当たりが厳しいですが、その分より抵抗力がまし、より高く飛び上がっています。

飛行機が飛ぶには、抵抗が必要だからですね。 

     

 

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音楽をつなげる連関性は「調」ではない

じゃあなにか、というと「連続性」です。

ダイアトニックコード、というのは伝統的な響きの価値観、音階の価値観で作られた枠組みであり、あくまで誰かの作った仕組みに依存し過ぎている枠組みなんです。

 

本来、もし宇宙が数学的素材で出来ているのだとしたら、機能和声、という枠組みを作る前に、こうした数理的連関性による全ての可能性を明示した上で、西洋音楽はここからこういう枠組みを使っています、という解説が無くてはなりません。

いきなり西洋音楽の枠組みから洗脳されてしまっては、そこから出ていくことを自分に許せません。鍵は掛かっていないけどそのユルイ檻の中で過ごすほうが人に賞賛されるのでそこから出ようとしない、そこにいたほうが権威を得やすいのでそこにいる、ということを自覚してそこにいてほしい笑。みんながみんなあなたのようではないし、みんながみんな私のようでもない。誰にも強制する権利はなく、強制される義務はない。

 

自分が学んできた音楽の連鎖の仕組みを根底から変えるにはとても勇気がいります。

だからこうして少しずつ発信し、なんとなくアウトローなところから情報が入り、やがてそうした考えを持った講師が現れます。そしてこの教えを学ぶことでしょう。そこから少しずつ変わっていけば宜しい。

でもすぐにでも独自性で音楽を作りたいなら、すぐできる、というのもまた事実です。

あなたは選べるんです。選んでいいんです。好きなほうを選んで自分の道を切り開いてください。

 

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更にc,g,fにこの表を広げると、ほとんどの和音を表出することができます。

セカンダリードミナントコードに違和感がないのは、こうした数理的関連性がもともとある組織からの引用であるからです。あなたがセカンダリードミナントコードにスリルを感じるのは、あなたがもともとの宇宙の数理的な連関性を感じて、あなたなりに解釈しているからなんです。

どうせ「何やってもいいよ」というのであれば、それはなぜか、を最初から教えればいいじゃないですか。

みんなでピアノを弾きましょう、といってどうしても壁を叩いて音楽を表現したい、というのであれば、それを先生に申告する勇気を持ちましょう。そしていじめられたらM-Bankに来てください。一緒に生き方を考えましょう。

 

音楽は別に和音から作るわけではありませんが、これらの和音をどう繋げるか、という点に自立できれば、旋律、アドリブ、等においてもあなたの心は縦横無尽に展開できるでしょう。

 

ポップスを学ぶとき、誰でもコードを覚え、アルペジオを覚え、スリーコードの曲を弾き、なんて展開で覚えていくと思います。

その折、覚えたコードで曲が作れてしまう人がいるかと思います。

そのとき「あれ、このコード、こんなふうに使っていいんかな」とか迷う必要がないのが不定調性論です。

 

あなたが法です。

 

そしてあなた自身がジャズに興味を持った時、ベートーヴェンに興味を持った時、それが学ぶタイミングです。それまで待っているのは退屈ですから、自分の好きなようにどんどん作って、遊んで、恥かいて、上達していってください。