音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

(動画解説・補足)不定調性論全編解説12〜完全結合領域と十二音連関表

今回は下記の動画の補足です。

 

www.youtube.com

   

十二音連関表

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これをご覧ください。

不定調性論における、十二音の配置です。一つの音が他の十一音に関連を持ち、3つの領域に分けられ、4つの面を持つ、立体的世界を作ってしまえば、12音に序列を作る必要はない、ということを示していきます。

ロック人が

「俺にぁ理屈なんてカンケーねーんだよ!〜」

を支持できる体系を作りたかったのです。

これによって理屈ではなく、自分の感じるままに音を使うことができます。

 

でもいろんな理論を知ってる人の方が最終的には強いww

 

というのは残念ながら事実です。まあそれはいいです。

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これは機能や、調性に基づいていませんので、中心軸システムに頼らなくて済むわけです。ここも大事です。

 

Dm7   G7   C△

Dm7   G7   Eb△

 

がいくら同じ機能で類別される進行「買い物に行く」という分類であったとしても、

魚屋に行くのと八百屋に行くのでは全く違います。

これを「買い物に行く」という概略で分けるのは機能和声論の専売特許であり、中心軸システムによって拡張された方法であり、別に機能で分類する必要はなかったのです。

 

大事なのは、あなたがどちらの和音を使うべきかをどうやってその時その時で判断できるか、その判断力の適切さのクオリティを向上できるか、であるはずです。

 

そのためには「音楽的クオリア」の質を向上させなければなりませんし、そういう感性のトレーニングを自分で重ねていかなければなりません。そうしたことが音楽を作る根底にあるとすれば、機能論という分類は結構目の上のたんこぶにならざるを得ません。

でもそれらを否定してもなんともなりません。そこで12音の拡張を、中心軸システムのような方向に行かせず、数理の関連性を配列する、ことで拡張したのがこの連関表である、というわけです。

 

増四度環

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これはある一つの基音と正反対に位置する音は何か、を特定する図です。

     

c:f#=1:√2

 

であり、ちょうど真ん中に位置する音です。

このcとf#を表裏の関係にすることで、12音の関係性はさらに均等になっていきます。

そしてあらゆる音があらゆる音と均質につながっていることを把握します。

これにより12音の序列から解放して行く、というわけです。

 

音はただそこにあるだけ、あなたが発し、そこに鳴っているだけ。

 

それに解釈を与えているのはあなたの自我です。

自我が行うことはしがらみしか生みません。

故に音楽はほどほどに求めて行くべきスタンスが最初からそこにある、という学習のスタートラインを設定し直し、そこから厳密な伝統和声を行いたい人は、それを学習してみれば、良いというわけです。

そしてその中でどうしても「自分はこうありたい」と思えるのなら、不定調性的思考を少しずつミックスしていき、自分だけの表現世界を確立されてください。

 

そして最後は脱出すること、ですね。