音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

ブルース進行にはサビがない、という弱点を克服した~ビートルズ楽曲topic

ビートルズの不定調性コード進行研究

 ほぼ全曲ビートルズのコード進行不定調性考察「Let It Be」2

3,ワン・アフター・909 - One After 909
ポールが10代の頃書いた、またはジョンが書いた、などいろいろあるようですが、何にせよ、ロックンロールコードを使った曲に仕上がっています。

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C7 |% |% |% |
% |% |% |% |
C7 |C7 |
F7 |% |C7 |G7 |
C7 |% |

F7 |% |C7 |% |
D7 |% |G7 |% |


キーはBbかもしれません。

 

12小節のロックンロールではなく、結構凝っています。

 

D7が出てくるからですが、その当時このII7を巧みにこの場所に入れ込んでくるのはどっちかな、なんて想像した見解です。なんとなくです。。真相やいかに。

ポール・マッカートニーという人は、このII7を起点に調性内から外れていく感覚をどんどん拡張して、ビートルズ進行を確立し、 それに刺激を受けたメンバーがさらにそれらの仕様を加速させ、ビートルズカラーがアクの強いものになったのではないか、なんて気がします。こんな人が自分のバンドメンバーにいたら、そりゃ刺激される。

隣でベース弾いてる人が世界的ヒットをどんどん作っていくんですからね。メンバーも大変。

 

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4、ゲット・バック - Get Back

A |% |D |A |
A |% |D |A |
A |% |D |A  G D |
A A7 |A A7 | D |A |

 

キーはAですが、ドミナントのEはありません。VIIbのGとIVのDだけです。
おなじみのビートルコードですね。

 

この三つは、
Dジャーキーのスリーコードであり、
Aミクソリディアンのスリーコードであり、
Gリディアンのスリーコードです。

 

基本はロックンロールの流れを印象として持ちます。でも全く違う曲の印象をしっかり作っています。

 

ブルースにはサビがないですが、こうやってタイトルコールを置くセクションをしっかり設けて繰り替えすことで、単純なロックンロールも超えていけますし、ポップスロックという色彩感も注ぎ込めます。

 

 

一つのアイディアとしては凄く応用力の高い作曲のテクニックですよね。

 

困ったら、2コード並べてタイトルを叫べばいいんです。

 

Get Back!!!

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