音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

感情をどう使うか?制御?発散?

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感情は、人として自然なものである、という常識について時々考えてみましょう。

もちろん普段の生活では感情をどう出そうと自由です。

ここでは仕事においては、どうなのか?

っていう問題を冷静に考えてみましょう、というお話です。

   

誰でも二つの経験をする

先日、初めてレコーディングしてきた、という子がいて、初めてなのにもかかわらず1日中休まず頑張って、無事終わったあと、倒れて入院した、という話を当人から聞きました。よくあることですし、業界では「倒れるまでまずやらないとダメ」みたいな古い不文律があります。「それで一人前だな」みたいな。それで半分の子はダメになってしまう、なんてわざわざ自分の業界の衰退を促進しているようなものです。

それをみんなでどうにかしていこう、って意識を持ちましょう。

 

誰でも下記の二つの経験をします。

・感情を爆発させた結果うまくいった。

・感情を制御させてうまくいかせた。

両方経験されておられるのではないか、と思います。

 

タイプにもよるのでしょうが、前者は制御できなかった結果、後者は我慢した結果、でありどちらも「コントロール」ではない、とよく言われます。

 

つまり余裕を持って、感情という存在=自我と付き合った上での爆発と制御でなければストレスや傷になる、ということです。

 

嬉しい!!っていう感情の高ぶりも、絶望という感情の落ち込みも、エネルギーな訳で、事実だけ見たら、価値は同じです。非難によるリツイートも賞賛のリツイートも「リツイート1」である以外の何物でもありません。広告収入の入る確率は同じ、です。人は感情があるので、検討もつかない要素が様々なことに波及し、結果が変わってきます。バタフライエフェクト。

 

どっちがうまくいくのか?っていう答えは出ないわけですが、ポイントは「コントロール」であると思います。

感情が生産したエネルギー部分だけを活用できるようにするにはどうすればいいか、っていうのを仕事をしながら学んでいけるわけですね。自分も日々そうしています。

 

感情はかき乱されると、いろんなことに波及します。不意にくるの制御がとても大変です。いきなり隣のビルが大爆発したら、制御のしようがありません。またいきなり友人が宝くじ10億当てて、昔助けてもらったから、と3億円を振り込んできたら、どんな気分がするでしょう。

 

いきなり隣のビルが爆発したら、走って逃げる過程で、転んで怪我をするかもしれません。それはビルが爆発したことで起きるのではありません。あなたが焦って逃げようとしたから起きたわけです。逃げなければ少なくともその怪我はすることはなかったでしょう。冷静になれ、というのではありません。死にそうになるからって焦るな、ってことです。死なない可能性に掛けて判断するんです(SWATでもないのに難しいよね)。

 

また貨幣経済が虚無であることを知っていれば、3億もらっても、チョコをひとかけらもらった時と同じようなテンションで「ありがとう」で済ますことができるのかもしれません。それに対して友人が「もっと喜べよ!」というかもしれませんが。

もしそんなあなたは自分で3億稼ごうとしていたら「私はいいから、もっと助けるべき人を助けてくれ」っていうかもしません。

その人の思考によって感情はいかようなレベルや性質にも変化します。3億もらったから嬉しい、と思うのは主観、なわけです。主観、ということはあなた以外には存在しないあなただけの感情です。だから世間には存在していません。存在していないものを誇示しようとしても、理解は得られません。あなたの感情はあなたしか持ち得ないからです。同情や共感は罪のないフェイクです。

感情をいくら示そうとしても、相手はそれに100%共感することはあり得ません。音楽と同じです。作曲家が作った曲の真意を100%理解することはできません。「理解した」と思うのはあなたの自由、というだけです。そして「理解した」とあなたが思ったら、それをあなたが否定することは無理でしょう。厄介です。だからこだわればこだわるほど、首を締めます。こだわらずにこだわることができれば良いのですが、そこは年の功なんでしょうかね。

音楽そのもののそうした感情効果、というのはどんどん薄れていくとともに、もっと別の要素が発見されるべき時代になった、ということです。空気の振動現象は、一体どうして起きるか、という問題を解かないといけないので、それは難問です。だからしばらくは音楽的クオリアの方を鍛えていくのが一番でしょう。最先端科学よりも進化しているのは「人の意識」だからです。

感情は人間が野生で得た感覚が進化したものであり、その進化した状態をもっと見据えなければならない、ということになるわけです。

   

感情は自分で導いている

怒り、相手への怒りは、だいたい会話の流れや、向き合い方の中で「自分が怒りやすい方に」持っていってるものです。

許してあげればいいものを、事前に教えてあげればいいものを、多少同情心を素直に見せればいいものを、それこそ素直に意地悪せず話していればいいものを。

それができないのが「イライラ」の存在です。イライラはあなたが「生み出して発散したい」と思っているので出てきます。誰も「イライラ」が落ちていても拾いたくないですよね。でも普段からそのタネを感じていると、相手がそのそぶりを見せた時、スイッチが入ってしまいます。結局イライラはあなたが自分で相手を攻撃する手段として日頃から捨てずに持っていたことになります。

家族や夫婦ではなおさらあるでしょう。それが赤の他人だったらそんなことは言わないだろう言葉や態度を示してしまいます。

大体自分の責任です。それを相手の責任にしようとする巧みな技能を持っているのが、「自我」です。自分の中に住む化け物です。自我があるがゆえに痛手なく生き延びようとして他者と激突するわけです。野生ですね。

 

石油が生物の死骸から生まれた資源であるように、感情が捻出するエネルギーだけを使いましょう。

もちろんドライになれ、という単純な意味ではありません。

 

感情を爆発させて仕事をすると、後々体調を崩します。野性味が体の中で暴れるために、骨折しても気がつきませんが、その後再起不能になりかねません。

それは人生の最後の最後の手段にとっておきましょう。本当にドラマのようなことが起きたら使えば宜しい。そういう最後の時に、たとえ肉体が死んでも動けるような魂を作っておくためにも、普段から感情的存在と向き合おう!という熱意を持つことが大切なのかな、なんて感じます。

 

コントロール=理解 

本能で感じたことを理解してあげる、今怒りを感じる、今嬉しい!、今お腹減った、って第三者的にあなたが自分の感情を感じる訓練、というのがあります。

もっというと、あ、この人好きかも、とか、この人すごいなぁ、ってあなたが感じたことを見逃さない、ということです。大抵見逃しています。「好きだ!」って思ったら、それは解析などしませんね。なんで好きなんだ?とか思わないでしょ?

そのままだと感情が爆発してしまいます。別に普段はいいです。感情が脳内を駆け巡ってブロックする手段を与えない状態です。

水とお湯の出るシャワーを熱い方だけひたすら何も考えず流す、って感じ。それが100%のエネルギーですからそれで仕事は人の10倍早く終わるかもしれませんが、そのあと入院するか、5年後発病します。それは最後の手段にとっておこう、というわけです。最後の手段ていつ?それを判別できる勇気を持つためにも常に一呼吸置く必要があるんです。そうでないと、いつも最後の手段だから笑。

 

だから感情の爆発は、仕事では何度も使えないスキルです。

 

「好きだ!」って思ったら「好きなんだ、なぜだ!」って一呼吸おけば、いいだけです。そうすると好きだけど、なぜなのかよく分からないので、疑問があなたを冷静にします。「これからすごい人に会うんだ!」ってあなたが思う理由はきっと明確でしょう。20社を立ち上げた、とか、年商200億だ、とか、明らかに吹聴された確かな情報があるからです。だけど、昨今セクハラやパワハラで大企業の根底が揺るがされています。意地の悪い人はこの相手の「感情」を利用しているからです。

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これも同じように「これからすごい人に会うんだ!でも本当かな?」って自分の思った感情に疑問を投げかけてみましょう。仕事の時だけでいいです。仕事で活用できれば、いい感じにプライベートでも活用ができます。プライベートは居心地のいい空間、または居心地の悪い空間のどちらかでしょうから、感情が死んでしまったり、過敏になっていたりします。仕事の時よりコントロールが難しいです。だからまず仕事の中でトライしてみてください。

その人が「すごい人だ!」って思っていることに疑問を呈すれば、実際に会った時、違った見方ができます。素通りしそうな発言にも耳を傾けられます。「あれ、ちょっと変な人かも」って思いやすくできる、わけです。

 

感情の制御は冷徹ではない 

むしろ、それこそが人間的です。進化した動物の所産です。

「この人が好きだ!」 って心の一部が爆発した時、「なぜ好きなんだ!」ってもう一人が叫びます。どちらも無視するのが「感情に走る」ってことです。それは「自分が好きだ!って思った感情を大事にしたい」って思ってしまっているからです。

時給千円で換算された給料も「自分はこれに値するのか」って思っていれば、いくらでも給料は上がっていきます。なっどくして何も考えないと給与は伸びません。貨幣は虚構なのでどうにでもなるのに、虚構のいいなりになってしまっては、信念が育ちません。色々素通りしている社会の出来事ってたくさんあると思います。

いい靴を履いていい仕事をする、っていうのは間違いで裸足の方がいい仕事ができる、って知れば、全部自分の感覚がひっくり返されます。

 

あれ、常識ってなんだ??ってなります。

 

よく考えて。3年後は「好き」っていうのは冷めます。そういうことになってるんです。それでも辞められないのは、麻薬中毒と同じです。だから「なぜ好きなんだ!」っていう自分をちゃんと作れば、もっと冷静に好きになることもできますし、略奪愛に走ることなく見守る愛を提供して、より幸せを作ることもできます。略奪愛に走るのは、感情に流されているのではなく、「略奪したい」っていう思いがあるからで、それによって起きることの責任も当然負わなければなりません。でも略奪する人が責任をおえるとは到底思えません。ゆえに話がややこしくなり社会的に抹殺されてしまうわけです。

深呼吸して感情をよくこねることができることこそ人間愛であると思います。ただ欲望に走る、っていうのは少なくとも日本はバブル崩壊とともに、学び進化したはずです。これからバブルを迎えるアジア各国がこれから学ぶことを日本人は学んできました。バブル未経験世代の人に教える一番重要なことはこのことでしょう。

 

「すごい人だ!」って思ってるのはあなたであり、一緒に仕事したら「こんなクソ野郎だとは思わなかった」って思うかもしれません。でもしばらくは「すごい人のはずだ!」っていう疑問が許容量を超えるまであなたは我慢します。

だから最初から「すごい人なのかな本当に?」って疑問も生み出しておくわけです。

 

「今日頑張らなくてどうする!!!」って煽って、潜在意識を出そうとする人がいます。それによって奮い立って頑張れますが、これは明日も言われますし、明後日も言われます。あなたはいずれ疲れてしまいます。これは「自分のエールによって成功を作り出そう」としている恩着せがましい手段です笑。そのエールを制して「ありがとう、でも大丈夫、任せて」なんて言ったらめっちゃ嫌味言われる笑。

 

相手がなんと言おうと「それはそうとして、自分の役割はなんだ!」って考えて相手の感情の爆発を受け流すことができればあなたは頑張れます。あなたのペースで。叱られるでしょうが、求められている結果がちゃんと日々出せていれば、相手の方が先に倒れます。疲れますからね、虚構の頑張りは。相手が根っから真面目であれば、労ってあげましょう。優れた感覚の持ち主にはそれすら必要ありません。真のリーダーってなかなかいません。

いずれ発病するような傷を体に刻むような頑張りを見せる必要などナンセンスです。自分の役割がわからないから「やんなきゃ殺される!」って思い込んでいるわけです。

 やらなくてもいずれ殺されます。死はいつも隣り合わせ。

いつも今日を最後の日として生きている、だから自分のペースでテキトーにやろうっていうのと、ただ今日はのんびりテキトーに楽しもう、っていうのは全く違います。

前者は人は必ず死ぬ、っていう感情を理解して物事に当たっています。死はほぼ100%必ず起きるからです。でも後者は死への理解がありません。これはほぼ100%誤った結論です。ゆえにそのテキトーさの加減と精度が違います。

 

だから「考える」っていうのは、感情とセットになっており、「考える」っていう感情がもっとも進化した感情であると思います。

これをしないで感情に流されて、その中毒感に浮かれてしまうと、その時はよくてもあとで大変苦しみます。「好きなんだからしょうがないじゃん!」それもわかりますが、それは自分の首を絞めているのと同じです。感情に流されるのに任せる、っていうのは、自分が弱い人間だってすごく思っている感情の裏返し。自分の感情に向き合うことについて自信がない。

大丈夫。

あなたは優れた感情を持っています。

優れた思考を持っています。

大丈夫。

あなたは感情に流されても、ちゃんと考える事ができて良い思考を見つけることができます。

 

って言ってくれる先生、上司、師匠に出会ってください。

 

鬱やストレスが私にもありましたが、アーシングと太陽を浴びて、ほとんどなくなりました。これは感謝です。冷静に物事が見れるようになると、今日書いたようなことがちょかんとして浮かんでくるわけです。ありがたいです。

感じた感情をもっと大切にして、その暴走を許さず、大事に育てていって、確かな思いと信念で揺るぎなく生きていきたいものです。