音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

(動画解説・補足)不定調性論全編解説4〜音楽の素をつくり直す。

今回は下記動画を極論まで補足いたします笑。

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不定調性論では、機能和声の刷り込みをできる限り排除するように、12音の関係性は、音の振動数の比律だけを用います。ごくごくシンプルな根拠だけを用います。

音楽を繋げるのは理論ではなく、「あなたがこう繋げたいから」という意思だけです。

 

そんな適当じゃいかんだろ、みんな一生懸命勉強しないとできないものなのに。

ではあなたが今勉強していることは、本当に正しいですか?宇宙的に正しいのですか?

未来永劫間違いのない知識ですか?

数学的に考えてください。さもなくば芸術的に。

前者には不完全性定理があります。後者の主体は突き詰めれば個人です。宇宙の真理はまだ解明されていません。解明されてもそれは確実なものではありません。

後者は個人が自分の意思を信じる、というところになります。

いろんな勉強をしても結構ですが、最後は自分がどうしたいか、という意思を奪われてはいけません。

これは究極的な話、です。勉強も権威への追随も賛同できる範囲でやり続けても構いませんが、本当のところはあなたは自由です。この説明では物足りませんか?

きっとそう言うと

「そんな発想でいいんだろうか」

「それじゃ結局独りよがりなものしかできないのでは」

と言う不安が言葉にならぬままいくつも浮かぶでしょうか。

 

あなたはどうしたいのですか?自分の人生を。

 

ただ、もし世間体をある程度保って、皆の賞賛を一定程度浴びたいのであれば、死ぬほど一般常識を勉強してその型にちゃんと収まる技術を持つようトライし続けるべきです。

 

この不定調性論と言うのは、あなた自身が持って生まれた感性をど真ん中におきます。

だからあなた自身が持って生まれた音楽ができます。

「そんな自分だけの音楽は一般的な音楽より見劣りするものだ」と思っておられるなら、ちょっと無理です。

「他人が何と言おうと、自分はこれで行きたい!そう決めたんだ!」

と言う方のための拠り所でございます。

 

その拠り所は、ただ12の音があり、それぞれの関係性がある、と言うだけです。そしてその関係性も自分で決められます。不定調性論の教材で示されているのはその数理を用いて「私が決めたのはここまでの範囲」と言うことの事例の紹介です。

まずその部分から自分で決める意欲がないと、結局私の不定調性論にしたがってしまい違和感を感じるだけとなります。お気をつけください。あなたと私は何もかも違うんです。相互理解、というのはコミュニケーションであって創造性とは別のものです。

 

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音楽の理論的根拠を音の振動数の比の関係のみにして、あとは自分で作る、というわけです。

その関係性をどう用いるかもあなたの自由です。そこから自分で作らないと、本来機能和声的音楽も作れないと思います。

 

誰かの教えに従っていては自分は見つけられません。

 

伝統を守る、これまでの権威を守る、名著の言葉を守る、

 

と言うのは「自己の創造性の欠如」を招きます。

しかしそれでビジネスをしている人もいます。そしてそれで成り立つコミュニティもあります。そこまでを否定しようと思いません。でも同じです。

その常識的コミュニティの中にいても「いずれは自己に目覚める」わけです。三十年修行したからそろそろ独自性を入れていいだろう、とかそういう話です。

ここでは今日今すぐ、あなたは独自性を自分に許していいんだよ、と言ってるのです。

 

でもそんな自分勝手な物言い、世間で通用しない

 

そう思うかもしれません。

それならそれでいいです。三十年修行してください。世界中の言語を勉強して世界中の権威が勧める参考文献を全て勉強してください(この場合、もうこの辺で、自分はかなりの知識がついたろう、などと思ってはいけません)。

途中で気がつくはずです。

自己に目覚めてからでも勉強はできる

間違いを指摘されたら、素直に認めて勧められた本を読むでしょう。何が間違ったんだろう、自分はこう本当に信じていたのに!と思っていますから勉強というより、プライドです笑。すごく勉強をします。自分のため、とわかるからです。

どこかで自分が入るんです。そして「こんなもんだろう」と決めているのは自分です。

 

今の自分は不完全かもしれません。今の自分はただの猿真似しかできないかもしれません。世間中から白い目で見られているかもしれません。それでも貫きたい自己がある人は幸いだと思います。

それがない方でも、焦る必要はありません。毎日「自分、今日、これやりたい」ということを小さなことでいいので実践していって下さい。自分が望んだものをできる範囲でやって行くことで生まれる喜びを感じ取ってください。きっとその先に自分らしさがあります。そこから始めましょう。あなたが小学生でも引退したシニアでも同じです。時間など関係ありません。(と決めればいいのです、自分で。)

 

基音-2倍音を考える

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基音と2倍音は完全8度の関係です。でもこの間にも当然12音の区切りがあります。でも基音を2倍したら間の音はすっ飛ばしていきなり2倍音が出ます。

物質の分子と分子は隙間なく並んでも、実は分子と分子の核の間にはたくさんの素粒子があって、その素粒子と素粒子一個一個の間にもさらに細かいまだ発見されていない存在で埋め尽くされています。究極の粒子は振動だとしています。

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もし最後の粒子は「粒」ではなく「振動」であるとしたら、振動した震えが形をなし、その形同士が集まって粒子の「形」となり、どんどん巨大になり、それが素粒子になり、原子になり、分子になり、私たちの体になっているとしたらどうでしょう。

 

私たちは「粒子」ではなく「振動」になります。中は「空」なんです。実体ではなく「振動によって形作られている形状の集合体」な訳です。これはcymaticsという分野から考えます。

 

「ひも」は振動で作られている「場」であり、振動することである形状を保ちます。

その保たれた形状が私たちの体になっている。

基音から2倍音の関係は、2の累乗の関係であり、そこに人の意思はありません。あるのは数学だけ。そういった単純な構造だけを音楽の究極の根拠として用いるのです。

 

音楽はいわば意識の中に作られる振動の形状です。

そしてその意識はやはり振動する細胞の一つ一つが作り出す電気信号であり、

意識も振動そのもの

ということもできます。

ちょっと突飛な発想かもしれませんが、あらゆる全てが固形化したものではなく、上記の動画のように、振動によって形作られる「形状」であると思ってみてください。

 

では何が振動しているのでしょう。何が1:2を作っているのでしょう。全宇宙の物質が振動しているその無限のエネルギーはどこから来ているのでしょう。

     

なぜ1の次は1.000000000000000000000000000001ではなく、2なのでしょう。

宇宙から始まり、その間はなく、いきなり次の宇宙になるのはなぜでしょう。

 

そうなると、つまり最も小さい振動は最も大きな振動につながる、というようなイメージにもなるかと思います。

最も大きな振動ってなんでしょう。全宇宙の全振動ですね。

 

最初に「不完全性定理」について触れました。

もし世界の構造が「矛盾」で成り立っているとしたらどうでしょう。

存在しないものと確定されると、それは一方で存在していることになる

という発想です。空(くう)の原理、陰と陽の原理、だとしたら、どうでしょう。これは独自論ではありません。昔の人も言っていることです。ものの例えではありません。

粒子は実は振動の「残像」であるとすると、物体に見えるものは空であるとなります。矛盾の存在です。

 

最も小さな振動は、一方で最も大きな振動である。

一瞬とは無限の時間である。

一瞬の中には宇宙のすべての歴史が詰まっている。そのエネルギーが振動を作っている。振動と振動の塊が形状を持ち、性質を持ち、分子構造になり、物質になるとしたら。その最も小さい振動は、最も大きな振動の結果引き起こされる。

素粒子が先か、ビッグバンが先か。

ビッグバンから宇宙の終わりまでが一瞬の時間の中に埋め込まれている。

だから振動は起きる。うーん。わからないなぁこの論理の成り立ちの根源が笑。

対局と矛盾を考えて双方を認める。

量子は粒子の性質と波の性質を両方もつ、というのを認める。

絶対にありえないということを信じるのと同時に、あり得ることを想像できる。

人は想像できるんです。矛盾そのものをイメージの中では形つくることができます。

なぜなら、私たちが宇宙そのものの物質でできているからです。

 

1の次は2である。

そこから細かい世界に進んでいくのが音の数理です。

 

そのような基本的構造だけを題材にして自在に自己の音楽表現に呼応させるよう組み立てていくのが不定調性論です。あとは自分で作らないといけません。与えられているのは音と数理だけ。

 

その膨大な自由さを恐れて、機能和声論に逃げるのもうなづけます。いつもやっている音楽制作にとどまり、真実を見ようとしないのもわかります。

しかしもし真実が「矛盾」によって構成されているとしたら、宇宙で最も小さい存在の振動は、実は宇宙全体の振動と同じであるとしたら、どうなりますか?

矛盾を追求したらどうなりますか?

 

「矛盾という状態が実は正常」

となります。新科学ですから、もう一つ4次元が必要ですよね。

あなたが花瓶を落として割ったら、花瓶は割れていない、というのが世界の通例の成り立ちであるとしたら理解できます?物質が振動しているから、宇宙も振動している。宇宙が振動しているから物質が振動している、となる世界。鶏が先か卵が先かの問題が解決します。

鶏も先であり、卵も先である世界が普通。

となります。

「矛盾こそが普通の状態」

というわけです。

 

そんな世界理解できませんよね。今の私たちの常識では。

 

だから先人の知恵だけに頼らず、自分を信じるしかない、ということです。

だってあなた自身、宇宙の「矛盾」を抱えて存在する、不完全性定理の存在そのものなのですから。答えは本の中にあるのではなく、あなたの奥深いところにあるんです。あなたの手は振動している空、が寄り集まってできた「形状」であり、その奥にある一つ一つの振動は、大宇宙そのものだ、みたいな話、しんじられません。

でもそういう風に世界は感じているし、古代の人もそういう価値観を持っていたわけです。

科学的根拠のない話は信じませんか?

では陰と陽の話の科学的根拠はなんですか?それも信じませんか?

信じるのはあなたの自由であり、科学的根拠は時代と共に変わっていくんです。

現代は三百年後から見たら、まだ「平安時代」かもしれません。何も知らない私たちは知っている範囲内の常識で生きているだけかもしません。

だから自分の体の呼び声を聞けるかどうかが大切です。

自分にとって唯一の存在物である自分の体は宇宙の真理との交信機です。学校など行かなくてもそこに答えは最初からあるとしたら。

「1+1=2であり、また2ではない世界」が通常である、としたら。

美しいものは美しくなくて、醜いものは美しいとしたら。

二つの性質を全てが含有して、それを判断する存在は、偉い先生ですか?あなたですか?これが皆が理解できたら、世界は崩壊します。ビッグバンって矛盾が一つになった瞬間なのか。闇と光を一つにして両方存在させたらビッグバンになる、みたいな笑。

 

法律も意味がなくなります。正しいことは間違いで、間違いは正しいのですから。宇宙的には笑。

 

だから国家は矛盾を理解しながらも統治しなければ権力の分散が測れません。

だから我々は想像するしかありません。この社会でうまく生き延びながらも、自分の中にある矛盾のどちらか一方を「自分で選択」しなければなりません。そこは法律のない世界での処置です。生きるというのは苦しいわけですね。

 「武士道とは死ぬこととみつけたり」

矛盾の核心をついています。

 

まあ、こういうことを動画で言っても、教材に描いてもやっぱり理解できない話になってしまうので、ブログで書きました。

音の数理の存在は下記の通りです。

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ここから先は、私た設定した範囲になります。

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どこまでを自分が用いるか決めればいいんです。

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機能和声論が用いたのはこの範囲です。あなたはどこまで自分の管理内に収めますか??しかしこんな教え方したら世の中は統治できません。みんなそれぞれの独自国家を作ろう、と言っているようなものです。

だから統治のための機能和声論は「秩序を学ぶ」ためだけに学習し、あなたの音楽は自分で設定する、という二方並行学習を行ってください、という提案が拙論の学習論です。

 

「矛盾を理解すること」

がこれからの新科学の鍵だと思います。

現代で最も理解できないことだからです。

 

「理解できないこと」はすなわち「理解していること」

「わかっていないこと」はすなわち「わかっていること」

だから人はイメージするだけで宇宙空間を浮遊できるはずですが、スペースシャトルを作ろうとします。なぜでしょう。本当に宇宙に行くのにスペースシャトルはいるのでしょうか。

 

生きていること=生きていないこと。

苦しいこと=苦しくないということ。

その二つが同時に存在する量子の世界のような現実をあなたが体験できるかどうか、そういうことが科学者にとっても芸術家にとってもこれから目指すところなのかもしれませんね。そしてその先に「真」「矛盾」「偽」が定義された先に、全く新しい「状態」についての定義がされるのかもしれませんね。

 

とにかく何もわからないんです。

まずは自分を信じてみましょう。一番身近な人間である自分を。