音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

なぜ人にできて自分には出来ないのか~「安心する力」を鍛える

教育業やってて一番感じる問題はこの問題への対処です。

セルフマネージメントの問題です。専門家ではありませんが、いつも誰もが苦しんでいる問題、毎日取り組んでいるので話題にさせてください。

 

焦りだけの毎日

これは自分もそうですし、自分が音楽を教えている何人かに会社の社長がいますが、彼らもそうですし、明るい未来しかない高校生だって焦っていますし、生活費がなく明日どうすればいいか分からない、という人は定番で常に焦っています。

 今焦っていないように見える人だって、いずれ順番が回ってきます。

 

彼らと自分を比較して、「なんで自分はこうなっちゃったんだろう」って感じちゃって自分も焦ります笑。

 

それをリセットしながら、自分の仕事に邁進し結果を出していかないといけません。

と言っても私なんぞが出す結果は、人並みな小さなものですが、最初の数年はそれさえ

 も出すことができずに不安とイライラで一日を終えたものでした。

それでも7年間やってこれたのは、やっぱりギリギリのラインで自分をコントロールするためにあらゆる手を尽くしてきたからでしょう。決して自慢できないぎりぎりのラインです。いまでもですが。

 

人を批判する必要はない

普段やりたいこと、やらなければならないことがありすぎて、そこに家族の問題や、事業の問題や、生活の問題を全部抱え込んだらとてつもなく体調が悪くなります。

逆にちょっと余裕ができると、不満を言うようになります。それが軋轢となり仕事が上手くいかなくなり、さらに感情もふさぎます。

自分は我慢だけ強いられている中、ちょっと楽している人に文句も言いたくなるでしょう。 

でも、今ガンガンに有名になって押せ押せの人たちも、生活のどこかに致命的に自分の今を脅かしてくるものを持っているものです。それを見せない強さ、があるからこそ押せ押せに行けるんです。

文句を言っている間に自分の問題をいかに解決するか、その時間を作るかが結局一番大切です。

     

 

問題は自分の今のみ

漠然とした不安不満が仕事を先に進ませない原因です。

自分のやり方を紹介します。いろいろ勉強して、今自分でやっている方法です。このやり方は「マンダラート発想法」というそうです。

受講生と相談するときも、これをベースに考えます。あんまり難しい体系だった方法は使いません。使えません。

自分の問題だけで手いっぱいなのに、人の問題まで解決できるはずがありません。でも上手く問題を共有できれば、ぱっと自分の問題までいくつも解決しちゃうときがあるんです。その成功体験が大切です。自分に課せられた問題は、時に他の自分の問題を解決する策になる場合があります、というかそうしたほうに持っていくしかないんです。

それによって私が億万長者になったというわけではないですが、病気になったり、人間関係が破たんしたり、仕事が手につかなくなったりはしていませんから、上手くいっているほうだと思うので、誰かの役に立てばうれしいです。

まず意を決して自由時間を3時間確保しましょう。問題を「前向きに」考える時間です。

十分に深呼吸しましょう。呼吸の乱れは人生の乱れに繋がります笑。

落ち着いたら山積している問題を9つの枠に書きます。枠の使い方は中心→左上から円状に重要度、思いついたものを書きますが、自由に活用ください。

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次に埋められた問題をさらにそれぞれの項目で同じように枠に書きだします。九つ以上ある人はカテゴリーをさらに分けてまとめてみてください。

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で、あとはそれぞれの問題の程度をわけていきます。

A,今すぐ取り組めば三日以内にどうにかなるもの

B,人生をかけて取り組めば1年以内に何とかなるもの

C,物理的に解決不能な問題(人はなぜ死ぬか?とか)

D,他(今考えたくない問題など)

ここから次を見つけ出します。

・これ俺が考えなくても良くね?

・これ、今考えてもしょうがなくね?

・これはXさんにお願い(相談)した方が速くね?

・これってぜいたくな悩みで悩むほどじゃなくね?

意外と不安だ、不満だと思っていたものを細分化すると、現状の不安不満リストに入れる必要のないものが結構あります。

三時間でこれを整理しましょう。これでほぼ解決できる人が多いです。

AとかBとかの課題を実際どうすればいいか、問題を絞って話したり、相談したり、考えたりすると他の問題と切り離してシンプルに考えることができます。また一つ解決することで別の問題が解決する場合がほとんどです。問題をまずは一つだけでも解決できれば結構「安心」出来て他の問題に取り組みやすくなります。カギは「安心」だと思うのです。

問題の解決も完全解決を指すのではなく「安心できて先に進める精神状態になる事」であり、物理的に問題が全て解決するわけではありません。解決への心の準備ができれば行動が伴い、一定の解決は時間の問題です。

 

しかし大きな問題や貯め込んできた問題はそう簡単に心から去っていきません。

改めて「相談日」を予定しましょう。

解決するまえに「安心」できることが大事

問題がなかなか解決しないのは、あなたのせいではなく、やはり環境によるところが多いです。

この手のレベルの問題も「いかに自分を安心させるか?」がカギです。平常心で自信に満ちているときはじめて問題を自己解決できるからです。

自分で安心出来ればよいのですが、困ったときは誰かを頼ってください。だいたいは一瞬で片付きます。メールでもラインでもSNSでももし本当に困っているならどんどん人に迷惑を掛けましょう。無視されても決して相手が悪いわけではありません。きっと相手はあなた以上に今切羽詰まっているのでしょう。

困っているときに助けてくれる人は、たまたま相談に乗ってやってもいいかな、というタイミングがいい時の中にいる人です。常に相談していい、というわけではありません笑。

 

あなたがもし普段、人の批判ばかりしているのでなければ、必ず一人は相談相手がいるはずです。相談相手がいないときは、街の電話相談でも、ネットでも、心を許せるフィギュアやおもちゃでもいいです。その人やその物体に向かって

「相談したいことがあるんだけど相談したくない、でも背中だけ押してほしい、無理なら無理って言って。」

と言ってみましょう笑。全てはここから始まります。

これはすべての問題を解決できる魔法の言葉です笑。

これを笑って聞いてくれる知人をみつけられたら、あなたはあなたの人生に勝利できます。一つ一つ話が紐解かれて口から出てきます。

人に相談するのも、おもちゃに話しかけるのも結局は「自問自答」でしょう?

人の意見なんて聞かないでしょう?自分の中の言葉との対話だと思います。だからそれをわかって話を話半分で聞き始めてくれる人はとても今のあなたにとって大切な人です。

(もちろん問題が解決したら必要のない人になる可能性があります笑)

人はみな自分勝手ですから、もし同じ相談を誰かからに将来されたら、聞いてあげよう、とか思えたらもう「聖人」です笑。立派な社会人です。この過酷な競争社会でこれができるあなたは良い人間だから悩むわけですね。

 

相談できる存在を見つけたら、その人に「自分が安心できる方向」にとことん自分を押してもらいましょう。

そして自分で行動を起こせるようになるまでひたすら背中を押してもらいましょう。

相談した時点で、あなたは自分の背中を自分で押しています。

あとはこれまで溜まりに溜った悩みの灰汁が行動を起こすことを阻害しているだけです。

行動に起こせないうちは「ダメ、まだやりたいと思わない」とはっきり言いましょう笑。

悩みの深さ、悩みへのこだわりが自分で見えてきます。

相手がキレて「ごめん無理」「勝手にしろ」となった時点でとりあえず終了です。ヘタに同情してもらうと小さな問題も大きな問題に感じてしまいます。これは逆効果です。

だいたいの問題は大したことがありません。だから問題を大きくしようとする人への相談は断ってください。あとそれで商品を売ってくる人も笑。悩める者は最も偉大な消費者です。

円満に問題が解決できるなら、ほかの問題も同じ論理で全部解決ができます。これはまだまだ小さいな問題だと思いましょう。

 

それでも安心できないとき

話を聞いてくれる知人を丸一日引っ張りまわしてもまだ解決しない悩み。

それは悩みではなく「その悩みを持っていないと生きられないレベル」のものです。体の障害や性格やそれまでの体験とかプライドやポリシーに関わる問題です。

これはよほど自分の人生に大きな体験が訪れるまでは変わらないでしょう。むしろそれとうまく付き合いながら特殊な解決策を見つけることで安心できるかもしれません。

またはこの記事では解決できないレベルなので、心療内科の専門医に相談するのも良いでしょう。

 

でも、安心してください。

たいていの問題は大したことありません。少なくともあなた以外にとって。

たとえば借金が1000万円あって、どうにもならない、とか相談すると

「君は今、とてもいい勉強しているねえ」

と諭してくれます。

そこで、1000万の借金など、大きな問題でないことを知ります。

相談する相手って大事ですよね。

悩める者が頼ってはいけないのは「俺が解決してやる」という人と「それは大きな問題だ」という人です。

自分の問題は自分で解決しなさい、というのが一番だと思います。

「人生の目的は自分を高めてくれる友人を一人だけ見つけること」

これって大切ではないでしょうか。

 

日々答えのない問いを解く。こういう生き方をしなければならない運命にあるんだよ、君たちは、と若い人たちにもっとわかりやすく刺激的に教えられるようになりたい。