音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

音楽コード分析

トレンドを聴く2:Shift K3Y - Only You

トレンドを聴く、その2です。今日はこちら。 1.17のアップロード。 Shift K3Y - Wikipedia www.youtube.com AD // ================ <歌詞> https://www.azlyrics.com/lyrics/shiftk3y/onlyyou.html 各自訳してください。 もうこれはシン…

起立/礼のピアノから和声機能の問題を考える

我らの幼少時から体験して身についてしまった起立礼のピアノです。 ジャーン(起立)、ジャーン(礼)、ジャーン(直れ、着席) のあれです。「修礼」といってましたね。 AD // 調べてみますと、起源は少なくとも昭和初期に起こったものである、と何となく分かっ…

回遊コードのアソビ;117.THE THEME FROM BIG WAVE / 山下達郎(2018)

この曲は何と言ってもAメロの回遊コード。ギターを弾く人だと、指の位置を間違ったんじゃないか?感から生まれたのではないか、と思えてしまうようなコード進行です。 AD // CM7 |CM7(#5) |CM7 |CM7(#5) |CM7 |CM7(#5) |CM7 |A7 | Dm7 |G7 |CM7 |A7 |Dm7 |G7…

メロディーを全音下げても通用するアレンジを考える;Yesterday"の変調。

レッスンで用いた一つの事例としてシェアいたします。 かのビートルズのYesterdayなのですが、まずこちらを聞いてください。 soundcloud.com これはGメジャーのキーのメロディで、Gメジャーのコードを当てたものです。 AD // で次はこちら。 soundcloud.com …

トレンドを聴く1:Haux - Heartbeat

大好きなチャンネル「Ultra Music」の曲をいろいろ考えながら最新アップロード曲を見ながらトレンドの曲を感じる、不定調性論ならではの楽曲アプローチです。お楽しみください。 これを見れば、新しい楽曲分析がどのような形態を持っていて、「分析」を越え…

ほぼ全曲ビートルズのコード進行不定調性考察「Abbey Road」4(2018)

ビートルズの不定調性コード進行分析5,Becauseの記事はこちら www.terrax.site 6、ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー - You Never Give Me Your Money AD // この曲もビートルコードの教科書みたいな感じですね。 まず冒頭の部分は「枯葉進行」です…

13,『Because』がもたらす視点 /The Beatles(2018)

ビートルズの不定調性コード進行分析13,Because /The Beatles AD // イントロC#m | % |D#m7(b5) | G# |A |C#m |A7 |A13 |D/F# |Ddim | この曲、ベートーベンの「月光」の楽譜の逆さ読み、とされています(アルバムライナーノーツより)。 実際どこから逆読みし…

ほぼ全曲ビートルズのコード進行不定調性考察「Abbey Road」3(2018)

ビートルズの不定調性コード進行分析 4、アイ・ウォント・ユー - I Want You (She's So Heavy) AD // やっぱりマイブームだったのでしょうか。この曲もブルージーですね。これも変わった進行を持っています。 Am7orA5 |% |% |% |% |% |% |2/4 C |D |F |Am7or…

6,If I Feel(和声連鎖に基づいた旋律設定の例) / The Beatles(2018)

ビートルズの不定調性コード進行分析 6,If I Feel / The Beatles AD // 出だしの部分の特殊進行が有名ですね。Ebm |D |Db |Bbm |Ebm |D |Em |A7 |となってます。 この曲をもって「ビートルズのコードの使い方は変わってる」などと言われたりします。 どちら…

セカンダリードミナントコードとは?その根源的な考え方。

不定調性論的な発想による劇薬です。他言無用です。 ポピュラー音楽理論を少し勉強して、セカンダリードミナントがわかってきたら、即座に服用ください。 AD // セカンダリードミナントなど存在しない。 次の進行を弾き比べてください。 進行1 CM7 |Am7 |Dm…

ほぼ全曲ビートルズのコード進行不定調性考察「With The Beatles」1(2017)

ビートルズの不定調性コード進行研究 1、イット・ウォント・ビー・ロング - It Won't Be Long AD // アルバムのトップを飾るにふさわしい、スピード感溢れるコーラスが印象的なナンバー。Aメロ、E |C |E |% |に面食らいますね。ギターコードで言えば、EとC…

ほぼ全曲ビートルズのコード進行不定調性考察「Please Please Me」3(2017)

ビートルズの不定調性コード進行研究 3,ラヴ・ミー・ドゥ - Love Me Do // これはミクソリディアンモードの曲として知られています。 コードはG,C,Dしか出てこないのですが、メロディにF音がメインで登場し、DのときにF#音が現れ、何だか転調したような感じ…

ほぼ全曲ビートルズのコード進行不定調性考察「Please Please Me」1(2017)

ビートルズの不定調性コード進行研究 1,アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア - I Saw Her Standing There // 楽曲がE7で始まり、A7に流れます。 AメロE7 |% |A7 |E7 |% |% |B7 |% |本来、この時点で機能和声では説明が難しいです。7thコードの解釈が多…

ほぼ全曲ビートルズのコード進行不定調性考察「SGT.Pepper's〜」4(2017)

ビートルズの不定調性コード進行研究 10、ア・デイ・イン・ザ・ライフ - A Day in the Life // メジャーコードが作り出す雰囲気が醸し出す要素が把握され、いよいよそうしたこだわりも一段落して、余裕が出て来て、さらに傑作、ホワイトアルバムへの挑戦へと…

ほぼ全曲ビートルズのコード進行不定調性考察「Please Please Me」2(2017)

ビートルズの不定調性コード進行研究 2,アスク・ミー・ホワイ - Ask Me Why // この曲は、IIIm7で終わる事がポイントですね。IIIm7で終わる曲、つまりトニックの代理コードで終わる曲、として覚えておきましょう。さて、楽曲的にはEメジャーキーでできていま…

ほぼ全曲ビートルズのコード進行不定調性考察「Beatles For Sale」1(2017)

ビートルズの不定調性コード進行研究 1、アイム・ア・ルーザー - I'm a Loser // これも「ビートルズコード」といって思い起こす展開で進んでいきます。AメロG |D |F |G |G |D |F |G |~ ここだけで十分です。 キーはGですが、VIIbのFがいい感じにビートルズ…

73,Don't You Worry 'Bout A Thing / Stevie Wonder(2017)

スティービー・ワンダーの不定調性進行 73, Don't You Worry 'Bout A Thing / Stevie Wonder // <スティービー・ワンダーレポートを参照>事例71;Don't You Worry 'Bout a Thing (CDタイム 0:38-) AメロE♭m B♭7(♭13) |E♭m7 A♭7 | D♭m7(9) G♭7(13) |BM7 E7(…

突然転調の緩和化~ドミナントの活用と不定調性的思考

別に普通のことを改めてそれっぽく書いた記事です。 作曲初心者~中級者向けの確認記事でございます。 V7-Iの周辺 // CM7 |Dm7 G7 |CM7 | これはCメジャーキーの IM7 |IIm7 V7 |IM7 | で T |subSD D |T | ですね。本来のSDはIVなので"代替されたもの"としてI…

11,Sirabhorn / Pat Methenyを不定調性論で読み解く(2017)

パット・メセニーの不定調性コード進行分析(2013-06-08⇒2016、2018改訂) 11,Sirabhorn / Pat Metheny Pat Metheny-Sirabhorn (1976) HD <参考>主要な曲のテーマ部分はほぼ掲載されています。 Pat Metheny Songbook: Lead Sheets // 何とも云えない、ふんわり…

ネガティブハーモニーの代理コード化モデルからの展開

ネガティブハーモニー=以下「ネガハモ」と代理概念の拡張の話です。 AD // そもそも機能和声論における代理コードとは、たとえば というのを、 と言い直すことで、その場面場面に応じた表現に変えていくことに似ています。 これを和声に置き換えると という…

ほぼ全曲ビートルズのコード進行不定調性考察「The Beatles」5(2017)

ビートルズの不定調性コード進行研究 11、セクシー・セディー - Sexy Sadie // イントロC D |G F#7 |F D7 |AメロG F#7 |Bm |C D |G F# |C D |G F#7 |F D7 |BメロG Am7 |Bm7 CM7 |G Am7 |Bm7 C |A7 AbM7 |G F#7 |半音で動くラインですね。ポールも使っていま…

ほぼ全曲ビートルズのコード進行不定調性考察「Abbey Road」2(2017)

ビートルズの不定調性コード進行研究 2、サムシング - Something // イントロF Eb G |コーラスC |CM7 |C7 |F Em |D |G |Am AmM7 |Am7 D9 | F Eb G |~ イントロはビートルコードですね。 そのあとコーラスの中では、二つのクリシェがあります。 C→CM7→C7 と …

ほぼ全曲ビートルズのコード進行不定調性考察「The Beatles」1(2017)

ビートルズの不定調性コード進行研究 1、バック・イン・ザ U.S.S.R. - Back in the U.S.S.R. // これも不定調性的進行で進んでいきます。 つまり「知ってるコードを感覚で並べて作るコード進行」です。 ただし、そこにカッコいいメロディが載せられるかは別…

ほぼ全曲ビートルズのコード進行不定調性考察「Hey Jude」1(2017)

ビートルズの不定調性コード進行研究 米国編集版の続きです。 // 1、ペイパーバック・ライター - Paperback Writerこの曲コードが二つしかありません。 youtu.be G |% |% |% |% |% |% |% |C |% |G |% | メロディは、D音をセンターに置いたようなかんじですの…

ほぼ全曲ビートルズのコード進行不定調性考察「Abbey Road」1(2017)

ビートルズの不定調性コード進行研究 1、カム・トゥゲザー- Come Together 前作で、コードの限界と可能性にある程度のゴールを発見し、このアルバムではついにそれが独自のバランスで配置されます。。 // D7(#9) |% |% |% |A7 |A7 |G7 |G7 |D7(#9) |% |% |% …

ほぼ全曲ビートルズのコード進行不定調性考察「The Beatles」7(2017)

ビートルズの不定調性コード進行研究13、サヴォイ・トラッフル - Savoy Truffle ジョージの不定調性ナンバー。 // E7 |E7 |F# |F# |A |A |G |G |B |B |Em C |Em6 C |C |G |E7 |~ キー表記はEメジャーですが、続くF#からもうキー感覚から離れていきます。 こ…

3,Michelle(dimコードの用法と同主調和音の混在) / The Beatles(2017)

ビートルズの不定調性コード進行研究3,Michelle / The Beatles まず、この作品の暗めの雰囲気が好きです。 // 皆さんはこの暗くどんよりとしたポールの声が乗った、どこか怪しい女性の影と華を歌うような曲の雰囲気は好きですか? この曲を聴くと、「曇り空…

10,I am the walrusとGood day sunshineの#9thとかの話~コードアナライズ??(2017)

旧ブログ記事のリニューアルです。 良くお読みいただいている記事を現代の教育的見地から見ていこうという試みです。 // <前置き-読み飛ばしてください-> ビートルズをコードアナライズしてください。 これは先生に言ってはいけません笑。できないからです…

116.クリスマス・イブ / 山下達郎(2017)

鉄板のコード進行なので、ぜひ一家に一進行、ぜひ習曲としてでも、曲を作られる方は、一度作って自分のものにしてみてはいかがでしょうか。 ちなみに「カノン進行」というのは、パッヘルベルのカノンにて用いられた音楽的流れ、というだけで「カノン」(追唱…

68, 未来 / Mr.Children(2017)

Mr.Childrenの不定調性進行分析 68, 未来 / Mr.Children // AメロB7 |E7 |B7 |E7 |B7 |E7 |B7 |E7 |B7 |E7 |B7 |E7 |B7 |E7 |B7 |E7 | AメロのB7--E7--はいわゆるブルース進行ですね。正確に言うとブルース進行の応用です。 はいだからブルースです、と言わ…